3Lという大きいサイズのデニムパンツを求めて

ウエストが102センチあったころの体験談です。社会人になってから、運動する習慣がなくなりました。さらに、デスクワークが主体の職業を選びました。加えて、スイーツをはじめとする炭水化物の食べ物が大好き。ウエストがそれまで79センチがだったのが、100センチ突破。20代後半なのに、体型は40代後半の中年のおじさんとそっくりになってしまいました。日ごろの不摂生の結果です。ところで、大学生のころからデニムパンツを履くのが好きでした。授業やサークル活動の時は、毎日履き替えて出ていたほどです。バイトで稼いだお金を、すべてデニムパンツ購入にあてるほど夢中になっていました。ウエストが102センチになってしまった時、デニムパンツは20本くらいありました。すべて、履けなくなりました。今から考えるとおかしなこだわりだったのですが、デニムパンツを履くことに執着していましたので、ウエストにあうものを購入しようとしました。サイズで言えば、3Lくらいでしょう。しかし、そんな大きなサイズ、デニムショップでは普通は見つかりません。そのため、古着屋さんに頼んでサイズにあるものが入荷するのを待ってみることにしました。その当時は、ネット通販が発達していないため、待つことになったのです。ようやく1か月ほどで入荷したのですが、自分の好みと違うもの。なんだが、こだわるころがバカバカしくなりました。それでも、3ヵ月ほどして好みのものをあり、購入しました。今から20年以上前の話です。今、私のウエストは80センチになっています。3ヵ月待って購入したデニムパンツはぶかぶかで履けません。大学のころ購入したものはすでに手元になし。私はなんというお金の無駄使いをしていたのか、と最近反省しています。